6人のアーティストの目
- カノン ニーナ
- 4月18日
- 読了時間: 4分
6人のアーティスト作品展
こんにちは!レムリアの歌姫 ニーナ*カノンです。
3月の終わりから、4月17日までの間に、ご縁があってたくさんのアーティストさんの作品を見てきました。
1人目 アーティスト いうちなつみ
公私ともに仲良しの アーティスト いうちなつみ さんの個展へ
いつも彼女の作品は私に今、必要なお薬的な作品と出会わせてくれる。
今回は自分の中での陰陽のバランスをとることが大事と感じていて、その2つのバランスに感じたアートを我が家に迎えました。
三人展 という展示会で、セイレーンがテーマ、三人のアーティストたちのアートが青に統一されていて、海の底をイメージした会場の演出で、なんとその演出に私の歌が選ばれ、地下に降りる手前あたりから私の歌声が聞こえ始めて、地下に降りるとそこは海の中という感覚になりました。
クジラの叡智を感じる目、クジラそのものが海として表現される作品、セイレーンのような美しい女性画。三人とも全く違う個性なのに統一感と調和している空間。
5人目 アーティスト 目黒千尋
1人目のなっちゃんの紹介で一緒に個展に行った。なんと柔和で美しい色彩のアートでしょう。千尋さんは言う。「自宅の窓から見えた景色を描いてるの。」そうなんだ。あなたからは窓からの景色がそう見えているのね。
「最初に水だけを載せて、タイミングをみて筆を落とすの。水と絵の具を信じて。」
水と絵の具がどう混ざり合うか、どんな表現をしてくれるのか信じて描く。なんて素敵な描き方でしょう。
6人目 アーティスト 澁谷由貴子
気功もやっている彼女のアートは、氣の流れそのものを絵に落とし込むアート。目に見えないエネルギーの動きをありありと動いているかのように表現されている。じっと見ていると実際、絵の中の繊細な粒子の集合体が動き始める。量子は様々な形をしていながら、大きな目的である一つに集結する。でもその命を終えるとまたバラバラな量子へと還り、また新たな目的の形に集結する。あるときは、ハート型、ある時は、蝶の形。
6人のアーティストの目
このアート、アーティストたちに出会って総合して感じたことが、6人のアーティストの目だ。私という存在の目からは決して見えることのなかった世界を、6人のアーティストの目を通して、私にも見えるように視覚化してくれている。なんて豊かなことなんだろう。
つまり、ここで言う”目”というのはいわゆる、眼球のことだけではない。
心の目、第3の目、肉体の目、想像の目、感性の目。そして、そこに注ぎ込まれた愛の目。
私という一人の体験も色彩豊かではあるが、彼らの人生を、体験をこの命吹き込まれたアートを通して私は、自分以外の視点を体験させてもらった。
アーティストだけではないすべての人の目
それを感じて感謝が溢れていた時、ふと気づいた。
いや、実は今まで気づいていなかっただけで、私はずーっとその体験をさせてもらっていたのだ。
例えば、私とは意見の食い違う相手を通して。私は意見が違う人には自分が正しいのだと説き伏せようとする癖が以前はあった。今は、”正しい”なんてものは宇宙の概念に存在しないことを知ったけれど、意見が違うということはその人も私とは違う世界を見ている。ということ。つまり私に、私とは違う視点を見せてくれているだけだったのだ。
なんと!感謝こそすれど、相手を説き伏せようなどと、なんて無意味でチープなことにエネルギーを使っていたのか(笑)
深い気づきを得たあとは、それを在り方に変える。ここが一番骨が折れる。
視点は人の数だけ存在する。例えば下の写真を見てほしい。これは、私のメガネケース。
全部の写真が同じものを写している。しかし、視点が違うとこんなに違って見えるのだ。
そして、人類の揉め事はこの視点の違いから生まれる。
やれ、三角だ、いやどう見てもこれは四角だ。くまモンが2体いる。いや、くまモンは1体だ。いや、全面灰色だ。などと、視点が違うのに、全員自分だけが正しいと言い張ってしまうのだ。でも実際はどれも正しい。というより、その人から見たらそれが正しい。
そして、こういうことは頭ではわかっているんだけどねぇ。と私自身思う。
でも、頭でわかっている。というのはわかってないのだ(笑)
在り方に変えてこそ、真の理解と言える。さぁ、今この瞬間から私がどれほど真に理解しているのか、新しい自分の扉を開いて観察してみよう。
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